追記

あ〜、そうか。
今思い出した。
人って普通はどんなに力を入れても無意識に手加減していて、筋肉の持つ100%の力ってのは出ないようになっている。
けれど、極度の緊張状態(スポーツの試合とか)にあると“火事場のバカ力”って形で本来人が使わないはずの筋力を使うことがあるって話。
ネズミだって袋小路に追い込まれればネコを咬むってね。
それだよ、それ。
昔から僕はそういう無意識にかかる自己防衛本能みたいなのが弱いわけさ。
ついやりすぎちゃう。
追い込まれてもいないのに無駄にネコに突っかかっていくネズミなんだね。
だからケガが多い。
小さいケガから大きなケガまで幅広く。
最近でこそ落ち着いてきてるけど、高校くらいまでは自分の身体に対して毎日必ず何かしらの治療を施していたような気がする。
きっと人として生きていく上で非常に危ない性格をしてる……。
でもまあ、いいか。
人生は良い意味でも悪い意味でも派手なほうがたぶんおもしろい。
穴蔵に脅え隠れて過ごすネズミより、ネコの通り道で大の字になって昼寝をするネズミのほうがきっと幸せ。

指をケガしました

晦日のことです。
自分のツメで自分の指を切りました。
右手の親指のツメが右手の中指の腹をグッとね。
タイミングと気合次第でツメは大きな武器になることを知りました。
かなり深く刺さったし。
別段伸ばしてるわけじゃないのに。
いや〜、こういうことってあるのね。
ビックリですよ。
右手の中指を少し切っただけなのに、それだけで人って何もできないのね。


箸を持てない。(9歳のいとこの前で豆をスプーンで食べるという失態を見せる)
風呂に苦労する。(指に防水処理を施したせいで頭がうまく洗えず&タオルが絞れず)
手を洗うとき指が攣る。(中指を立てた状態にしないといけないから)
とにかく水関係がダメ。(同上)
キーボードが打てない。(片手は面倒)
文字が書けない。(箸に同じ)


つまり何にもできないわけですよ。
あ〜、そうか、ゲームなら中指使わないな。
……どう見てもスーパーキャンセルができませんでした。
ありがとうございました。